こんにちはhisaoです!
SBI証券や楽天証券等の大手ネット証券が2020年より一部の米国ETFの購入手数料が無料になります。
私は「SBIバンガードS&P500」を毎月積立で投資しています。
そこで「VOO(バンガード・S&P500ETF)」も手数料無料の対象になりますが、投資信託から米国ETFのVOOへの積立に変更した方が良いのか検討してみました。
「SBIバンガードS&P500」と「VOO」
同じS&P500に連動するSBIバンガードS&P500とバンガードのVOOを比べてます。まず基本情報です。
SBIバンガードS&P500
ファンド名 | SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド |
---|---|
ベンチマーク | S&P500 |
信託報酬 | 0.092程度 |
投資対象 | バンガード・S&P500ETF(VOO) |
運用会社 | SBIアセットマネジメント株式会社 |
VOO(バンガード・S&P500 ETF)
ETF名称 | バンガード・S&P500 ETF |
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ベンチマーク | S&P 500 Index |
経費率 | 0.03% |
売買 | 基本的にはドルで売買 |
設定日 | 2010年9月 |
SBI・バンガードS&P500とVOOの利点や違い
- 投資信託は円で購入できる。
- 投資信託は100円の少額から購入できる。VOOだと1口約3万円。
- 分配金は自動再投資される。
- SBIバンガードS&P500はつみたてNISA対象
投資信託で購入する場合との違いはこんな感じです。
結論から言いますと私は「SBIバンガードS&P500」をこのまま積立購入していきます!
コストはVOOの方が安い
SBIバンガードS&P500と、VOO(バンガード・S&P500ETF)を比較した場合、手数料はVOOの方が安いと言われています。
手数料だけを簡単に比較しました。
SBIバンガードS&P500 | VOO | |
---|---|---|
経費 | 0.092% | 0.03% |
購入手数料 | なし | 2020年より無料 |
売買手数料 | なし | 0.495% |
為替手数料 (1ドルあたり) |
なし | 0.04円(住信SBI) |
経費は圧倒的にVOO、直接米国ETFを購入した方が安く抑えられます。
またVOO(米国ETF)を購入する時に為替手数料、売る時は売買手数料がそれぞれかかってきます。
これらは買う時と売る時の1度のみなのであまり気にしなくていいと思います。
SBIバンガードS&P500を買い続ける理由
VOOの購入手数料が無料になっても私はこのまま投資信託で「SBIバンガードS&P500」を積立購入していこうと決めました。
その理由をザックリまとめます。
投資信託なら1円単位で買える!
まず少額の積立投資を行っているので1円単位から購入できるのが多きな理由です。
米国ETFは1口からの購入になりますのでVOOの場合だと現在3万円前後からしか買う事が出来ません。
少額で毎月積み立てていくなら投資信託で積立てた方が良いと思いました。
投資信託は積立が簡単!
投資信託の場合は証券口座に現金が入っていればすぐに購入できますが(実際の買付は数日後)、米国ETFの場合は米ドルを用意しないといけません。
日本円をドルに両替して海外株用の口座に入金してから購入します。その為、円をドルに換えるタイミングでも安くなったり高くなったりしますね。
米国ETFは購入までの段階が多く面倒だと感じました!
分配金の課税は投資信託の方が安く抑えられる!?
経費(信託報酬)ではVOOの方が圧倒的にコストを抑えていますが、分配金への課税は投資信託の方が優位になっています。
なぜなら投資信託は日本国内での課税は無く再投資されているという事です。
直接米国VOOを買う場合は以下のようになります。
- VOOから分配金が出る
- 米国にて源泉徴収課税10%が引かれる
- 日本においてこの分配金にさらに20.315%の配当課税がかかる
- 残った分配金を再投資する
なんだかとても難しいし面倒ですね!
たぱぞうさんのブログで分かりやすく説明してあります!
まとめ
大手ネット証券会社にて一部の米国ETFの買付手数料が無料になりますが、私hisaoは今のまま「SBIバンガードS&P500」の積立購入します。
ETFの場合だとリアルタイムでトレードが可能なのでトレードで増益を狙ったりする場合は良いのかもしれませんね。
結局は投資信託は楽でいいという事です!
つらつら書いてきましたが、ほったらかし主義の私には海外ETFは向いてないって事です。以上!